まだ楽譜も文字も読めないお子さんが
ピアノなどの楽器を始めるまえの
予習のようなとらえ方が一番分かりやすい説明だと思います。
ただ、それと同時に音楽への最初の入り口であるだけでなく
音楽そのものの理解の窓口ともいえると思います。
そもそも音楽は自然に発祥したものであり、
楽譜などは存在しませんでした。
それより、体を動かすときの合図であったり、
いっしょにダンスをしたりするときの
かけ声のような役割でした。
ですので、体を動かすということと
音を結びつけるということがとても重要なのです。
すぐに楽譜を読めるようなお子さんでも
最初は必ずリトミックをとりいれています。
そうした方が、どんどん先に進んでレベルの
高い曲を演奏するときにも
リトミックを全くやらない方より
大きな上達を可能にするようなのです。
演奏自体、音楽を奏でるために
動かす作業なので、それがリトミックという
作業で理解している人は、素敵な音楽も演奏
することができるのではないかと思います。