筆のタッチが作者によって違います
ぼてっと絵の具を置く感じから
細い筆で細かい線を正確に書く人、
影をぼーっと境界線をはっきりしないで
描く書き方など
ピアノもタッチがそれぞれの演奏家で
違いがあります。
ただ、個性としてではなく、
タッチが重すぎるというのは
あまりよくないようです。
指の完成度が未熟だとよくあるようですが
次の音と弾き終わった音が
重なってしまうと、弾くのにも無駄な力を要しますし、
いい音にならないのです。
ピアノは打楽器に近いと考えて
ぽんぽんと打つような感覚で弾くのがとても
理想です。
もちろん曲や場所によって
ぼてっと弾くところももちろんありますが
基本的に軽やかなタッチが必要です。