これはとてもよく出てくる符号でアクセント記号とともに
とてもポピュラーで、あまり音楽に興味がない方でも
義務教育の音楽の授業では必ずあつかっているので
意味を覚えている人も多いと思います。
ただ、演奏するとなると、
短く弾くという説明ではしきれない
たくさんのニュアンスを含んだ記号です。
作曲家が違うとそれだけでも、演奏法が変わってきますが、
同じ作曲家でも曲想が違うと、全く違う奏法が必要になってきます。
言葉ではとても言いづらいのですが
軽い短い切るようなスタッカートもあるかと思えば
ドシンとした重量感があるけれど、切ってから次の音を
弾くといったものまで様々です。
これはたぶん人間の手だからこそ表現できるものだと思います。
また、レッスンで習うことが一番よく理解できることです。
口で説明するよりも、こういう感じの音で、指は
こういう風に使って弾くところですという感じでレッスンしています。