2009年12月16日

音楽を感じるとは

音楽はどんな時に聞きますか?
暇なときや、家事などをしながら、または
本を読みながらとかいろいろでしょう。

好きな方はながらではなく、時間にゆとりがあるとき
じっくりと音楽を聴くという方もいらっしゃるようです。

音楽を聴いていると
とても優雅な雰囲気を味わったり、
激しい音楽ではエキサイティングになったりします。

それはきっと、相手の気持ちを感じるのと
同じような作用なのではないかと
私は思います。

よく以心伝心といいますが、
話したり、同じ場所にいたりすると
相手の気持ちが伝わってくることがあり、
それを自然に理解できたりしませんか。

それは音楽を感じることができる人は
特に相手の気持ちを知る=思いやるということが
できるのではないかと思うのです。

音楽が五感のうち、聴覚が主体になって
感じることなのに比べて、
話したり同席することは
いろいろな感覚で相手を察知していると思いますが、

音楽の微妙な機微や強弱を感じ取ることができるのは
人間特有の感覚であり、
それを音楽鑑賞によって鍛錬されている人は
よりコミュニケーションをうまくとれるようになるように
思います。

ピアノを弾くということも、人間の情緒を
育てるのにとても重要なのではないかと
日々実感しています。
posted by 小川先生 at 23:49 | 日記