2010年11月30日

演奏にはその人そのものが表現されます

演奏はとてもその人が出てしまうといつも思います。

どういう風にでるかと聞かれると説明にとても困りますが
明るい人なのかおとなしい人なのかということから
腕力がある、繊細な感性の持ち主などが思い当たります。

演奏はその人その人の考え方のほかに指の動かし方、
フォルテやメゾフォルテの差のつけ方などに
その人なりの性格や考え方のほか、どういう生き方を
しているのかまで漠然とですが見えるのではないかと思います。

まじめな人なのか、おおざっぱなのか、ということまで
にじみ出てきます。まるでその人が話すのを聞いている
ように感じることさえあります。

ですので、日々人間としてこうありたいとか
こういうことを大切にしていきたいとかを
よく考えて自分を高めていくことが
演奏もより魅力のある崇高なものになっていくと思います。



posted by 小川先生 at 21:10 | 日記