なかなか頭よさそう。
こちらの言うこともよく理解できるし、
練習もきちんと。
でもなんかお母さんがきゅうくつな人でした。
一人っ子なのでを連発し、とっても厳しい感じ。
人の子ながらこんな色々言わなくってもこの子
分かってますよといつも思っていました。
最初はレッスンの間部屋の中にいて
レッスンの様子を監視している風情。
子供はなれていて、別にどうってことないんだけど
だんだん慣れてきてからは
お母さんは近くのコンビニとか買い物どうぞと
薦めてみた。
そうしたらレッスンの間どこかへ行ってくれるようになった。
さあー自由だ。お姫様。
あまり変わらないけど、たぶんだけど
ほっとしているよう。
もちろん私もいろいろ細かい指導もできた。
あのきゅうくつな人の前でいろいろいうと
家に帰ってからもしつこくされると気の毒だなんて
思って、レッスンも大雑把になりがちだったのだ。
ピアノとか音楽って演奏するときは
大勢の人の前で演奏することが多いけど
本当はかなり自分と対峙する孤独な作業だと思う。
そこまでは誰も入れないテリトリー
おうちでは仕方ないけれど
せめてレッスンの間は自由な時間を作ってあげたいなと
思ってその子とのレッスン時間を過ごすように心がけています。
笑顔がこころなしかまぶしくなってきたようです。