それは誰でもあると思います。
とても慣れている演奏家もよくそうなるのを聞きますし、
私もいつも経験しています。
それまで何日も一生懸命に練習して
衣装を用意したり、時間や場所を確認したり・・・
やることは演奏以外にたくさんあります。
そういうのを全部準備してから
さて演奏に臨むとき、
誰でも体が堅くなったり
気持ちが落ち着かなかったり
食べ物がのどを通らなかったりしますね。
でもそれはとてもいい演奏には必要なものだと思います。
なぜかというとそういう緊張感がないときというのは
逆に演奏を失敗したり、思ったように表現ができなかったりする
ことが多いからです。
緊張感=集中力なのではないかとわたしは思います。
緊張しているように見えても実は
日常にはない高度の集中をし始めている、
または集中している状態なのです。
なのでかえって緊張感を感じた当日の朝は
これはいけるとさえ思うこともあります。
ただ力がこもりすぎることがあるので
それは演奏には不必要なので
無駄な力がこもらないように
気をつけることは大切です。
みなさんもたまにはこういう集中力をみに
つけてみませんか。
また緊張感を集中力に代えていくコツをみにつける
と考えてもいいかもしれません。
これからいろいろな場面で
役に立つと思います。