いつもの教室や部屋でのレッスンとは
違って
大きな場所でやることが多いです。
小さな場所では
あまり気にしていませんが
大きい場所の場合は
環境がだいぶ違います。
たとえば小さな音で早く弾くと
音が重なってしまい、
はっきり聞えなかったり、
大きい音はペダルを踏みすぎると
ひびきすぎてしまい、
きれいな音楽に聞えなくなってしまう
ことがあるのです。
それでプロの人は
長い時間をかけてリハーサルをして
そのホールでいかに自分の音楽を
最大限に表現できるかを
試してから本番に臨むのです。
ある演奏会では
かなりスタート時間が遅くなっていて、
開場になってみると
ピアノがとっても舞台の奥のほうに
おいてありました。
最初は何が起きたのかと思いましたが、
その場所におかないと
いい音がでないという結論だったようです。
発表会でもなるべくリハーサル時間を設けて
練習できるようにしています。
そうすると場所が違うときの
演奏法も勉強する機会を得ることができるからです。