2007年08月03日

生徒さんのタイプ

とあることでお子さんがピアノを習っていらっしゃる
お母様と話す機会があり、

最近のレッスン事情というかそういう話になりました。

ある程度弾けるようになると
その方のお子さんはほとんど曲がすぐ弾けてしまい
すぐ次の曲をやりたくなってしまうのが悩みなのだそうです。

たぶんお子さんにも2通りの方が見受けられます。
この知人のお子さんのように
とにかく譜読みが早い方。
それだけ弾きこなせる実力も伴っているのだが
親から見るともっと長時間弾きこなすともっと表現力や
持久力がみにつくのではないかと心配になる。

また譜読みはとても時間がかかるのだが
その分弾ける様になっても何回も何週間も弾きつづけた方。
これはもっとたくさんの曲を練習することによって
いろんな表現力を身につけたい。

どちらも諸刃の両刃のような感じがします。
でもどちらもいいところとわるいところがあり、
どちらの方がいいとも決められません。

親としてはもっと音楽を勉強してほしいなって誰でも思います。

当教室ではこういういろいろな場面やお子さんのタイプにも
沿った、そして親御さんの意見もとりいれながら
より長期的にそのお子さんにメリットの大きい指導をするように
心がけています。

学校の勉強とは違って個人の表現力をより伸ばすことに
重点をおく必要性があると思います。
posted by 小川先生 at 18:48 | 日記
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