2007年09月30日

ピアノは使い方で長く使えます

天気が不順だと
温度差や湿度差が結構幅が大きくなりますね。

生ピアノはとてもそういう変化に敏感です。

特に弦とハンマーはとてもそういうものと連動しているので

気をつけてあげないと痛むことがあります。

たとえば温度差ですが
温度が低すぎるより高すぎると弦があったまってしまい
劣化があるようです。
特に西日や直射日光のあたる場合は
カーテンなどをして
じかに日光が当たるのを防いであげるととてもいいと思います。

それから湿度ですが
湿度が高いとハンマーはフェルトでできており
またハンマーアクションが繊細な木でできているので
湿気を帯びてそのままにしておくと
水分がカビやサビを起こして
これも劣化の原因になります。
弦も特に長期間弾かないピアノですと
サビて弦が切れるということも誘発するようです。

湿気の多い部屋などにおいてあったり
あまり弾かないピアノはいつも乾燥剤をいれておくとか
天気のいい日には窓をあけて
ピアノのふたもあけて乾燥させてあげるといいと思います。

そういうちょっとした手入れを続けてあげると
30年くらいは軽くもちます。
もちろん毎年調律師さんにメンテナンスをしてもらうのも大事です。

エレキピアノはそういうめんどうさはないですが
音源が磨耗したりすることも多いので
30年はなかなかもたないようですが
生ピアノはちゃんとした使い方をすると思った以上に
長く使えるようです。

あなたのピアノはどうでしょうか。
当ピアノ教室の担当の調律師はとても
細やかなアドバイスと上級の技術で
あなたのピアノの長生きを手伝ってくれます

posted by 小川先生 at 18:37 | 日記
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