歌うのが得意というソプラノ歌手がいたら
だいたい
高い音をころがすようにうたう
コロラトゥーラの声なのかなと
思う方多いと思います。
実はピアノ曲もちょっと独特です。
というのも・・・・
軽く弾くのが常套とされているからです。
軽くといってもあまりよく想像できないと思いますが
要するにひとつひとつの音を
ヴァイオリンでいうとピチカートのように
はじいているようにはねているように
弾くのです。
あまり次の音とつなげてひくというスラーのような弾き方は
たまにあるのですが
特に表現記号がない場合は
全部ほとんどスタカートとテヌートの中間くらいな
弾き方なのです。
モーツアルトの曲はそういう奏法で弾けば
とてもレベルが高いということにもなります。
作曲家によって時代背景や
ピアノの発達の状態によって
かなり演奏法が違います。