2008年07月19日

礼という精神

日本古来の武道といえば
柔道や剣道、合気道、空手などがあります。

そういうものには無縁な私ですが
礼というものにすごく興味があります。

試合のはじめと終わりに必ず礼をします。
また相手への礼の気持ちが大切にされているのではないでしょうか

ピアノや音楽にも存在するように思います。
演奏の前と後に必ずおじぎをします。

また演奏中もあまり足をばたつかせたり
イスから立ち上がったりする演奏は
タブーですし
かっこうもドレスとか無難なかっこうにして
聞く人が不快にならないようにしています。

これは武道の礼に通ずるもののような気がします。

礼という言葉の深い意味はしらないのですが
これは人として社会に生きるのに
大変必要なことなのではないでしょうか。

それは相手への思いやりから始まり
自分の自立にも関与していき
社会全体の均衡を保つ重要な一番元になる
もののように思います。

武道も音楽も自分の鍛錬の場でもあります。
礼という言葉を居住まいを正して思い出す時間を
忘れないようにしたいです。

日常生活ではなかなかそういう機会も少ないので
武道や音楽を学ぶことで
より身に付くのではないでしょうか
posted by 小川先生 at 00:00 | 日記

2008年07月10日

自分の時間の作り方

学校や会社に毎日行きながら趣味を続けるというのは
とても充実した生活だなとおもいますが

本当に続けるのは結構大変かもしれません。

なんといっても学校の授業や仕事の方が優先されるのは
当然ですし、力もそちらに使い果たして夕方かえってくるのが
普通でしょう

休日も午前中は疲れてしまっているかもしれませんし
平日は帰ってくると練習する時間も限られてくるでしょう

でもその中で10分でも20分でも時間を作って、
できるだけ練習を続けていくと
結構いつのまにかできるようになっていることもあります。

また自分の時間を作るということもだんだん慣れてきて
たとえば洗濯や掃除などまた宿題やレポート製作などの
時間を作るのも得意になっていくこともあると思います。

ただだらだらとすごす時間をより有意義な自分の時間を
作っていくのは充実した自分の人生設計そのものにも
つながるのではないでしょうか。

posted by 小川先生 at 07:25 | 日記

2008年07月02日

その人の魅力

同じ曲を何人もの生徒さんに指導してきたけれど

毎回とても新鮮な境地になります。

人によって初めて接する曲の練習方法や
進歩の仕方が千差万別なので
もちろんなんだけど

一番の理由は・・・

やはり感性がそれぞれ全然違うからではないでしょうか。

強いフォルテやメゾフォルテやピアニッシモは
簡単にいえば音量の違いなんだけど

同じフォルテでも激しいのもあるし
雄大なのもあるし
一瞬だけとかもあるので

どのフォルテなのかはその人によって
感じ方も違うし、表現も違ってくる・・・

その違いを大事にしながら
おかしくないように修正していくのが指導者の役目。

相手の状況をよく把握しながら
よりその人が楽しくその人の
やりたいことを最大限に伸ばしていくことが
できたらいいなといつも思います。

posted by 小川先生 at 23:46 | 日記

2008年06月15日

効率のよい練習法

毎日毎日練習するのは
とても上達にはいいと思います。

ただ面白いことに
用事などがあって
何日か弾けない日があったあと

ピアノに座ると・・・
確かに指とかは久しぶりという感覚で
動きが悪いという感触はあるのですが

筋肉が疲れていないせいか
自分がこう弾こうというのがすぐに

簡単にできるように思います。
考えた音量や表情で弾くことができるのです。

ピアノもただやみくもに弾けばいいというものではなく
効率のよい練習が効果的ですね。
posted by 小川先生 at 23:45 | 日記

2008年06月06日

ピアノにすわるまでの練習

発表会やステップなど
いつもと違う場所で

リハーサルはしたとしても
急に人前で弾くということが必ずあると思います。

そういうときは結構慣れていないので
最初の出だしが思うようにいかないことが
あると思います。

当教室では発表会の曲が
かなり完全にできるようになってきたら

発表会のように
舞台を歩くところ、おじぎをするところから
すわって弾き始めるという練習をします。

広い舞台をピアノまで歩くと
少し心拍数も上がると思います。

それでもすわってちゃんと自分の
呼吸を整えて弾く練習をしておくと

自分はそういう時少し早いテンポで
弾いてしまうとか
曲にのれないとか
の癖にも気づくことができて

本番のときにいつもの
自分の力を発揮できるのです。

それにおじぎも普通知り合いなどに
会ったときにする挨拶とは違い、
深々とするのが理想的ですので
普通しないおじぎの方も
練習しておくといいようです、
posted by 小川先生 at 00:11 | 日記

2008年06月04日

梅雨入り宣言発令しましたね

梅雨入り確定しました。

じめじめじとじと
洗濯物も乾かず
出かけると足はぬれて

あまりすごしやすくないです。

そこでピアノを弾くというのは
とてもよい気分転換になりそうです。

ピアノは湿気をきらいますが
弾いているとほこりがたまらず、
ほこりに湿気を帯びるということもなくなるので
一石二鳥です。

でかけらないときにはそっとピアノのふたを開けて
少しでもいいので
音を出してみましょう。

天気のときとはまた違う感動が
あるかもしれません。

posted by 小川先生 at 22:01 | 日記

2008年06月03日

ピティナのステップ

先日生徒さんがピティナのステップを
受けたので試験当日会場に行きました。

200人くらい入れるホールには
家族がたくさんつめかけて
一日かかるほど受験されている方がいました。

中にはまだ1年目という方もいたり
とても上手な人とかいました。

でも曲もポピュラーを入れている人もいたり
好きな曲を弾いているんだなという
感じがよく伝わってきます。

必ず本人の書いた一言を読んでから
ひくのも知らない人の演奏を聴くのに
ああ、この子はこういうことを表現したかったのかとか
分かってからなので
効果的な演出だなと思いました。

私の生徒さんはとてもよく演奏できました。
成績もとてもよくて、合格されました。

ステップは先生の指導力の判断にもなり、
先生にとってもとてもよい勉強になるのだそうです。

今回の好成績はもちろん本人の努力によるものであることは
もちろんですが、私の解釈も正しいという
確信を得ることができ、とてもよいステップになりました。



posted by 小川先生 at 23:16 | 日記

2008年05月27日

直に薬を処方してもらうように

なんでもそうかもしれませんが

マニュアルのとおりにやっても
完全にできるということはないです。

確かにマニュアルには一般的な説明が
一様にのっているので
たいがいの問題は解決するでしょう。

ピアノの練習もよく思います。
楽譜を読んでそのとおりに弾く。
分からない言葉や記号は本で調べる

指の番号が書いてあったらそのとおりに
弾いておけば弾けるという風に
考えていても

いざ弾いてみると
説明書にはのっていない
いろいろな疑問点がでてくるのではないでしょうか。

やはり直に先生にみてもらうのが
一番の早道のようです。

お医者さんもそうですね。
風邪ひいたからといって
市販の風邪薬で治ればいいのですが

そうでない場合もあるでしょう。
そういうときにお医者さんは
患者さんに直に会って顔色などの
総合的なもので判断して
悪いところを見つけて
それに合う薬を処方したり
します。

ピアノなどの楽器を学ぶには
その人の総合的なものを
みてもらって
より上手になる術を教えてもらうと
いいと思います。

posted by 小川先生 at 21:52 | 日記

2008年05月24日

譜めくりはしたことがありますか

譜めくりをやったことありますか?

譜めくりは演奏しないので簡単に思いますが
それは逆でとてもむずかしいです。

楽譜もかなり読めて、曲もよく知っていても
とても神経を使うものです。

演奏者の手を邪魔しないようにしなければなりませんし
演奏を途切れないように
ぎりぎりまで前のページをひらいておいて
さあ次のページになるというときに
すばやくめくらなければならないです。
また紙の音をばさっとしないように
そっとやらなければなりません。

私は生徒さんにお願いしたことがあるのですが
事前に何回も練習しました。

生徒さんはとてもいい経験になったと言っていました。
だんだん慣れてきたらお友達の譜めくりも
いい勉強になると思います。

posted by 小川先生 at 23:42 | 日記

2008年05月21日

ピアノの座り方

ピアノに座るときに注意することは・・・

もちろん自分が一番弾きやすい形がいいのですが

効率のいい座り方というのがあるように思います。

一番最初ですと手の長さとか座高、また足の長さが
千差万別なので
ひじがピアノの鍵盤より少し上くらいになるように
イスの高さを調節し、足がペダルに届く位置で
左足がうまく置ける位置にイスを置くのが
第一条件です。

それから弾いているときは前かがみになったり少しうしろに
反ったりします。基本的には背筋がまっすぐなほうが
いろいろな表現には向いているようです。

背中がまっすぐな人はあ、きっといい練習を積んできたんだなと
直感的に思います。

ただ不思議なことにすごい名人達人がとても奇妙な座り方をしていることも
大変多いので
やはりピアノが上手にその人らしく弾ける座り方が
ベストといえます。
posted by 小川先生 at 23:15 | 日記

2008年05月19日

音の研究

音はきれいなものですが

時にはちょっとぶれていたり
がたがたしたり
静かなものもありますし、

雄大なものもあるし
ちっぽけで
せせこましいものもあると思います。

それを表現するのは
いろいろな想像力や経験をもとに

どうしたらどうゆうふうに
手や体を使うとできるかを

探りながら演奏していくのは
とても
楽しいものです。

posted by 小川先生 at 23:38 | 日記

2008年05月15日

ステップを受けてみよう

ピティナというピアノ指導者協会というのがありますが

そこで毎年行っているステップという検定試験のようなものがあるのですが
とてもいい制度だなと思います。

普通のコンクールやコンペティションは
かなりのハイレベルでないと受けられないというのが
通常ですが

これはもちろんハイグレードな世界に通用する
登竜門のような部門以外に
音大を出ていなくて
趣味で続けている人が
より自分の真のレベルを知ることができる
ような部門がいくつも設定されています。

それは音大を出た人も出れるものももちろんあり
私たち指導者も勉強のために
受ける方もたくさんいるようです。

発表会に向けて練習するのとは
また一味違い、
いつも習っている先生とはまた
違う先生にしかも本格的な先生陣が
揃っていて正しい音楽を判断してもらえるので
気合の入り方も違い、
いろいろと新しい勉強にもなると思います。


posted by 小川先生 at 21:01 | 日記

2008年05月11日

母の日にピアノを弾いてあげよう

今日は母の日ですね。

皆さんは何かプレゼントとか
渡しましたか?

エプロンとかチョコとか
カーネーションもいいですけど

非日常的なものもびっくりプラスプレゼントでいいですね。
でも毎年なので
びっくりもアイデアが続きません。

毎年マグカップとかもいいですね。
1年使うとまた新しいのをもらうのもいいものです。

でも今年はピアノで何かを弾いてあげるというのはどうでしょうか。
今日の明日ではあまり練習ができないかもしれないですが
片手でもいいのでお母さんの好きな曲をちょっと弾いてあげる・・・

たどたどしてくてもきっと喜んでくれることでしょう。

上手な演奏だけがすごくいいいプレゼントとは
限りません。
気持ちがこもっていれば喜びも倍増するように思います。

posted by 小川先生 at 16:15 | 日記

2008年05月08日

音楽の手法

ピアノの弾き方に常套はあるのでしょうか・・・・

あるとしたら音楽自体がきれいにきこえればいいという
感じでしょうか・・・

クラシック音楽も雅楽や狂言、歌舞伎などのように
伝統的なものを代々伝えていっている部分が
かなりあります。

ただそれは聴衆が聞いたものが
ということだと思います。

ですので
それを演奏するのに
どういう指を使ってどういう風に
腕を使って弾いてもオッケーということです。

聞こえる音楽が聞き心地がいいというのは
正しい伝統にのっとっている演奏であるといえますが

ほとんどの場合その演奏者の
手の大きさや指の形などによって
弾き方は千差万別の手法をとっているのが
現状です。

当教室では各自の個性や
手指の動かし方をよく考えて
指導しています。
posted by 小川先生 at 09:42 | 日記

2008年05月04日

ソロは総合的な表現が必要です

ピアノは万能な楽器で
ソロもできますし
伴奏もできます。
そして重奏もできます。

それぞれがとても違う演奏となっています。

伴奏はソロ楽器を目立たせそして
背景を作る役割をします。

そして重奏は
2つ以上の楽器と同時に演奏するので
時にはソロだったり
伴奏だったり、複数の楽器と協調しながら
演奏したりします。

最後にソロの場合は
自分でソロのパートを演奏しながら
重奏や伴奏のように
いくつかの表現を2つの手の10の指で
表現していく必要がでてきます。

ですからソロの演奏は一見
自分で自由に演奏できるという風にとらえがちですが
実は一番複雑な形であると思います。

ソロの演奏をより高めるには
伴奏や重奏をすることにより
一段と豊かな表現力を身に着けることができるのではないかと
常日頃思っています。

当教室ではできるだけ他楽器や声楽との
コラボレーションを生徒さんに体験していただけるような
プログラムを考えています。





posted by 小川先生 at 23:59 | 日記

2008年05月02日

GWのすごし方

GWが始まりましたね

どんなすごし方をされているのでしょう。
今年の連休は有給休暇を使っても
4日連休が2回ありますが

きのうから3日は平日で学校や会社へ
行かれた方も多いと思います。

2回に分かれているので
1回はどこかへでかけたりするとして
1回はゆっくり自宅で過ごすという方も多いようです。

そこでピアノがあったら
ひといき休んでから
ちょっと弾いてみると
とてもいい気分転換になりますね。

家族がいたら
練習不足でもゆっくりしか弾けないとかでも
聞いてもらうつもりで
そっと弾いてみるのも
いいと思います。

posted by 小川先生 at 21:15 | 日記

2008年04月30日

譜読みは大変です

譜読みは大変なものですね。

知っている曲でも
両手となると
いろいろとよく見ながら弾かないといけないですし
最初はうまく弾けないので
よけいに時間がかかります。

ただ譜読みが大変でも
弾き始めると案外弾けるということが
多いものです。

なぜならやはり人間の手で
作曲しているからなのではないかと
思います。

音楽は人間が作って人間が奏でるものなんだなと
実感する瞬間です。

譜読みが簡単なのに
ちゃんと弾くのが難しいということも
たまにあります。

posted by 小川先生 at 23:53 | 日記

2008年04月27日

男性はタキシード女性はロングドレス

演奏会の服は
男性はタキシードが一番正式なようです。
でも袖がせまくて
上着も動きづらくて大変そうです。

その点女性はドレスが主流です。
一昔前は黒白が主流でしたが

ドレスは基本的に肩をだしているし、
長いロングドレスだと足がいろいろの
スタンスをとっても見えないので安心です。

せいぜいステージを歩くときに
ひきづったり、踏んでつまづいたりしないように
気をつける必要はあります。

ただ女性がパンツスーツなどでというのも
見たことないです。

どちらも少しずつ様変わりはしていますが
基本的には変わっていないです。

面白いですね。
posted by 小川先生 at 21:47 | 日記

2008年04月23日

力の配分

大きな音と小さな音を出すときはどんなことを考えていますか。

大きな音はやはり力を込めて弾きます。
指もしっかりと支えて肩や腕の力を思い切り
鍵盤へ伝えることが先決です。

小さな音は逆に小さな力で優しく弾きます。
指ははらを鍵盤にそっとおさえるように弾くと
うまくできるようです。

ただどちらも力の配分だけではないです。
大きな音はずっと力をいれたままということはなく
一瞬だけをガンと打ち付けて弾くときは
力はそんなに持続してひつようではないです。

また小さく弾くときは確かに力をいれないように
するのですが
逆に力をいれないようにそして音はよく響くように
弾くために案外指へ力がいきすぎないように
セーブするので
思ったより指をゆっくり弾くのに
力が必要だったりします。

大きい音=力
小さい音=弱い力ということは
すべてにおいてそのとおりということはないようです。

耳から聞こえる音を頼りに
自分のあらゆくテクニックを使って
大きい音か小さい音かを
聞きながら弾き方を研究していくのが
一番いいでしょう
posted by 小川先生 at 23:53 | 日記

2008年04月22日

演奏という演技

よく演奏するといいますけど
たまに演技しているなと
思うときあります。

強くひくところや少し弱いメゾソプラノ・・・
よわい音。

確かに力の強弱でやっていますが
そういう感じを出すという
感じ

を演技している感じでやっていることよくあります。
そうするとうまく演奏できるのですが

そういう間の取り方が
演奏には不可欠なのです。
posted by 小川先生 at 19:40 | 日記

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